山の鮑
2017年 05月 13日
大分県はクヌギの木を原木にして椎茸を育てます。
10〜15年のクヌギの樹を切り倒し、水分が10%抜けたら規定の長さに合わせます。
ドリルで穴を開けコマ菌を金槌で打ち込んで1年間山で寝かせます。
その後重たいホダキを手で運び山から降ろして、ザブーンと水のプールに入れてハウスに手で入れます。
後は冬場だと約1ヶ月かけて椎茸が出てきます。
出終わったらハウスから出して入れて発生させて休ませてを初年度は4回、2年目は2回繰り返したらその樹は終了。
重労働、重労働の繰り返し。
みなさんの食卓に届くまで大変な苦労物語があります。
農家の美味しい椎茸を食べてもらいたいと言う思いが詰まった椎茸です。
流通している椎茸の中で原木栽培はたったの10数%、後は栽培が簡単な菌床椎茸(工場で栽培)です。
食べ比べると香りが食感が違います。
見つけたらぜひ試してください。。。